何が欲しいですか？
家計見直しをする人の目的は、何かを買うための資金を捻出することが多いようです。目標があれば、家計の見直しにも熱が入るでしょうし、実現もしやすいでしょう。しかし、欲しいものによってはやめた方がいいものもあります。
自宅や自動車などの固定資産は、買った後にも維持費がかかります。自動車は、どうしても必要だというのであれば、最低限の価格の自動車にすることをお勧めします。高級車は節税対策をする必要がある会社が買うものだと考えた方がいいでしょう。
自宅については、特別に理由がない限りやめた方が賢明です。昔のように給料が右肩上がりで上がる時代ではないのです。
理想的な目的
家計の見直しの目的として本当に必要なのは、金融資産の充実です。つまり、家計の見直しをして貯金をすることが一番の理想形です。もちろん現実には難しいという人もいるでしょう。しかし、このような意識を持って少しでも貯金をしているかどうかで将来のライフスタイルに大きな差が出ます。
これからの世の中は、自分の両親のように年金が望めるわけでもなく、退職金がもらえるわけでもありません。自分のことは自分で面倒を見なければ誰も助けてくれません。金融資産を充実させ、子供の教育費や老後資金などに充てることが一番の家計見直しの目的なのです。