家庭円満の生活を送りつつ見直す
家計を見直せば、生活費は節約できます。しかしそのために家庭不和が起きたり、不満がうっ積したら意味がありません。自分だけが満足する家計見直しではなく、みんなで話し合う家計見直しが必要なのです。
そのための手段として、家族の一人ずつにお小遣い制を設けて、その範囲内で自分だけの支出を抑えるという手法もあります。また、家計の予算を決めてそれを超えないように、家計の推移をみんなでチェックするという方法もあります。
やり方は、家庭ごとにまちまちです。しかし、一番大切なことはみんなから不満が出ないことです。難しいかもしれませんが、一人でも不満を持つ人がいると、家計の見直しは長続きしません。
隣と違う、うちの見直し
家計の見直しは、皆さん興味を持っているので、マネー雑誌には定期的に特集が組まれます。しかし、それらの多くは平均的なものか、ちょっと現実的ではない特殊な例ばかりです。平均的な家計の見直しは参考にはなるかもしれませんが、そのまま真似するようなものではありません。
隣の家の見直しと、自分の家の見直しでは当然方法が違うのです。家計の見直しというと、真っ先に保険が挙げられがちですが、既に最低限にしている家庭に見直しの余地はありません。できる範囲で無理なく見直しをすることが大切です。