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大型資産は借りよう

車のように大型の資産は、自分で持つことは無駄が多いです。地方在住者で毎日のように車が必要であれば別ですが、交通の便が良くて、車の年間走行距離が2000キロ程度の場合、車を手放した方が賢明です。

 

また、大型資産の決定版として住宅があります。現在持ち家に住んでいる人は難しいでしょうが、これから住宅を買おうかと考えているのであれば、少し考え直した方がいいでしょう。自動車も自宅も取得してしまうと、維持費がかかります。住宅の場合、賃貸住宅は賃料が大変だと言われますが、住宅ローンの支払と比較するとどちらが有利だと言いきれません。

 

住宅をいつ買うか

ファイナンシャルプランナーの方は、住宅取得をライフプランに入れて生活設計図を作成します。しかし、住宅取得はローンを伴いますから、その支払が必要になります。住宅ローンは完済すれば自分の持ち物だと言われます。しかし、古くなった家に価値はありませんし、そもそも住んでいる家を資産と考える方に無理があるのです。

 

住宅は定年退後に、自分の住みやすい場所でマンションを購入するのが一番です。現金を貯金したりしていれば、即金でマンションを買うことができます。現役時代は、若いので賃貸住宅でも貸してくれる人が多いのですが、定年退職後は賃貸を探しても大家が難色を示すことが多いのです。